自分の脳の働き仕組みを考えてみる・・・その2

3)脳力を最大限に高める方法

1、新しいことに挑戦すること

どんな小さなことでも何か新しいことに挑戦すると
脳からドーパミンが分泌される。

ドーパミンは快の感情・意欲・学習に関わっており
ドーパミンの分泌により脳の回路が強化され
強化学習はドーパミンが分泌される直前に
行われていた行動を強化する働きもします。

2、ゲーミフィケーション

これは勉強にゲームの要素を取り入れる!”という意味です。

例えばこれだけの絵う単語を10分間で覚える!といったように
時間制限を設けることもゲーミフィケーションのテクニックの一つです。

タイムプレッシャーは全力で取り組んでできるか!できないか!
というギリギリの時間設定にすることがポイントです。

ギリギリの時間設定でできた時の達成感は次の挑戦への
意欲をかきたてます。

このようなテクニックは子供の学習の場面で
使われることが多いのですが大人だって
何かに挑戦すればドーパミンが分泌されますし
ゲーミフィケーションというテクニックを使って
自分の脳を自分で伸ばしていくことが可能です。

苦痛と感じがちなことも遊び心を持って取り組むと
脳の報酬系が刺激されて行動力、集中力が高まります。

「ゲーミフィケーションのポイント】
1)目標を明確にする

例えば、英単語10個を30分で覚える
企画書を2本書いたら休憩する
など、達成する目標を具体的に決めます。
目標は一生懸命頑張ってギリギリ達成できるラインにします。

2)テーマを設定する

これは目標を頑張って達成できたら、満足感の得られるテーマを決めます。
英単語10個を30踏んで覚えたらSNSを10分見る!など
達成後に楽しみが待っていることで
前頭葉の回路が刺激されます。

3、生の体験をする

記憶という視点から見ると生の体験には
ユニークな特性があります。

書物や映像を通して得られる知識は誰かが整理し
編集してくれたものですが、一方で自分で工夫し
なんとか言葉にしていくという、アグレッシブな側面に
かけてしまうことになってしまいます。

生の体験の記憶は脳の側頭葉に蓄えられ
長い年月をかけて徐々に編集されるのです。

様々なノイズに道た経験から意味を見出す
編集作業こそが脳を鍛え成長させていくんです。

記憶は一度定着してもずっとそのまま
止まっているわけではありません。

長い時間をかけて編集され続けるものなのです。
だから私たちは幾つになっても
生の体験が脳の成長に必要なんです。