左肘内障・3歳女子

入山 接骨院 院長 入山です。

今日は朝8時に急患で電話があり
3歳の娘の手首が脱臼しているかもしれない!?
と、電話をいただき見せていただくことになりました。

結論から言えば肘内障と言われる
小学校に上がるまでの子供に多く見られる
肘の脱臼(肘内障)でした。

その子のお母さんに何故手首が外れたと思ったのかと
お聞きしたら、公園で遊んでいてて手を引っ張ったら
急に泣き出して手首をだらんと下げて動かさなくなったので
手首が外れたと思われたそうです。

同じような状況で肩が外れたと思われる事は良くありますが
手首がはずれたと思われる人は、珍しいと思います。

まずは脱臼を整復してから、子供(患者さん)が、
正常に手を使うのを確認するまでの間に
小児の肘内障の発生機転をきちっと説明して

今後の予防の注意点をお教えして帰っていただきました。
小児の肘の関節を構成している骨の形が
まだきちっとしていないことから
橈骨頭が輪状靭帯から外れて肘内障は起こります。

皆さんも小児の手を引くときは、親指側ではなく
小指側を持つようにすると
肘内障は予防できますよ。

アキレス腱炎

走る、蹴る、ジャンプするなどの運動のしすぎ、
使いすぎが原因とされています。

筋肉を休めずに使いすぎてふくらはぎが硬くなり
アキレス腱に負担がかかり痛みが出ます。
アキレス腱は踵に付着するのでか踵が痛くなったり
足の裏が痛くなったりします。

軽い炎症であれば少し休憩したりストレッチで改善すると思います。

炎症を治めるためにはアキレス腱以外の問題
アキレス腱に負担をかけている原因を探し
施術することで痛みを緩和していきます。

人によっては足の関節、骨盤、首、肩などが原因で
結果、アキレス腱の炎症がなかなか良くならない人もいます。

症状が出ているところが、原因とは限らないと思います。
あなたは大丈夫ですか!?