記憶術について

記憶術に対する豆知識

頭に知識を入れると
化学反応が起きる。

新しい知識・アイディア

記憶術を研究
①記憶のメカニズム

 海馬=記憶の司令塔
 情報の仕分け(側頭葉)
 海馬が大切と判断した情報が
 側頭葉に送られ長期記憶になる。
 長期記憶するにはどうすれば良いか?

主に3つ

1.衝撃
2.ワクワク
3.復習
 ●復習回数
 ●復習時間
 をいかに減らすかが記憶術の鍵

②海馬を制する5つの方法
 ⑴暗記法
 ●音読
 ●語呂合わせ
 ●人の教える
 ●ビジュアル化
 ●チャンク化
 ●場所法
以上は補助的な暗記法

メインの暗記法
 ●繰り返し読む
 ●参考書と問題集
 ●単語帳

③もっと効率の良い暗記法

3キーワード暗記法
 方法は
 3つのキーワードを
 頼りにして
 何度も思い出す

例)
 関ヶ原の戦いは、1600年美濃の関ヶ原で、
 徳川家康を大将とする「東軍」と、
 石田三成を中心とする「西軍」の戦い。
 東軍は総勢7万、西軍は総勢10万が
 関ヶ原に陣を構えた。

以上の例文を暗記するのに
なんでも良いから
3っのキーワードを選んで

P35 関ヶ原 東軍・西軍 7万・10万
・・・とノートにメモする。

この3つのキーワードから
先ほどの文章を芋づる式に
思い出していく。

いわゆるテストをする。
ノートを問題集にして、
自作のテストをする。

「テスト」で長期記憶になる。
おおよそ7回繰り返すと
長期記憶になる。

3キーワードノートで何度でも
テストしよう!

復習のタイミング

⑴週間以内に3回
 初めて覚えたことは1週間以内に
 3回は復習する。
 おすすめは
 翌日→3日後→7日後
 (忘却曲線による)

(2)記憶しやすい時間帯
 暗記は寝る前の2時間がゴールデンタイム
 海馬は睡眠中に情報を整理している。
 海馬は新しい情報が優先
 古い情報は後回し
 朝、起きるまでに整理できなかった情報は
 ゴミ箱行き

③分散学習
 集中学習:ぶっ通しで暗記
 分散学習:こまめに隙間時間で暗記
 1回10分とか

分散学習はすぐに長期記憶になる。

集中学習はなかなか長期記憶にならず
すぐに忘れてしまう。

分散学習の利点は歩行中・電車・
バスなどの移動中に「シータ波」が現れる。

シータ波の海馬の活動が上がり
記憶力が良くなる。

歩行中、移動中は記憶のゴールデンタイム
隙間時間は暗記に使う。

④超重要!睡眠と運動
 海馬は整理できない情報を
 ゴミ箱行きにしてしまう。
 そうならないためにも、
 8時間寝る。
 8時間寝れない人は(NASAの研究)
 26分の昼寝で能力が34%向上する。

 有酸素運動で海馬が大きくなる。
 運動不足は記憶力が悪くなる。

まとめ

長期記憶するには

1)復習しかなく復習回数・復習時間を
 いかに減らすかが記憶術の鍵

そのためには

2)海馬を制することが必要

キーワードノートで何度もテストしよう
翌日→3日後→7日後に復習しよう。

3)寝る前の2時間が記憶の
 ゴールデンタイム
4)暗記は分散学習がベスト

5)睡眠・運動超重要

人より記憶力が良くなれば、
学習が楽しくなる。