食事について・・・その6

では、具体的にどんな油を摂るべきか?

1.ギー(グラスフェットバター)
   飽和脂肪酸
2.バージンココナッツオイル(MCTオイル)
   飽和脂肪酸
3.エキストラバージンオリーブオイル
   不飽和脂肪酸オメガ9
4.亜麻仁油(ヘンプシードオイル)
   不飽和脂肪酸オメガ6&オメガ3
です。

油について簡単に説明すると、

油は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に
分類できます。
不飽和脂肪酸はオメガ9・オメガ6・オメガ3の
3種類に分類できます。

簡単に言うと油は次の4種類に分かれます。
1.飽和脂肪酸
2.不飽和脂肪酸オメガ9
3.不飽和脂肪酸オメガ6
4.不飽和脂肪酸オメガ3

この4つの種類をバランスよく摂る
ことが重要です。

コンビニや外食ばかりではオメガ6に
偏ってしまいます。

難しく考えずに上記のオイルを、
目安:1日男性120g女性90g
食べればいいのです。

注意点として

不飽和脂肪酸の油は加熱してはいけません。
ですから、炒め物は
飽和脂肪酸のギーやグラスフェットバターで
行ってください。

飽和脂肪酸は炒め物に
オリーブオイルや亜麻仁油は直接サラダや
炒め物にかけて食べましょう。

直接摂る以外にも食材から補う方法もあります。

肉や魚にも油は含まれています。

食材から油が取れるものとして、
卵・チーズ・ナッツ・グラスフェッドの肉
・アボカド・ココナッツミルク・青魚
これらのモノに良い油が含まれています。

魚を食べると頭が良くなるといわれていますが、
青魚には不飽和脂肪酸オメガ3が
多く含まれています。

このオメガ3をきちんと摂ると脳機能が
アップすることが研究で解っているのです。

オメガ3の亜麻仁油やヘンプシードオイルを
摂取して補ってください。

糖質中心の食生活から脂質中心の食生活に
転換しなければならない理由と
そのための様々なやり方を
理解していただけましたか。

まずは実行できることから始めて、
病気知らずで日々ベストな状態で
パホーマンスを発揮できるようになりましょうね♪

食事について・・・その5

ここで改めて整理すると

人間の体には基本的に
二つの状態があり

一つは糖質を燃やした状態の
シュガーバーニングの状態で

もう一つは脂質を燃やしている
ファットバーニングの状態です。

エネルギーの上下が激しい
シュガーバーニングの状態では
ベストな状態を保てません。

人生を変えたい、健康になりたい、
圧倒的な生産性を叩き出したい、
毎朝スッキリと目覚めたいならば、
私達はファットバーニングの状態に
成らなければなりません。

では、どうしたらファットバーニングから
シュガーバーニングの状態になれるのか?

方法はとてもシンプルです。

糖質中心の食生活から
脂質中心の食生活に
置き換える事です。

体はその人が一番頻繁に摂取している資源を
燃料に使おうとする性質があるのです。

糖質たっぷりの食事をしていると
糖質を優先して使おうとします。

糖質を控えて脂質の多い食事に切り替えれば、
次第に脂質を燃料として使うように
変わっていくのです。

故に私達の目標は、
体に良い脂質をしっかり摂って
徐々にファットバーニング
(脂質燃焼型)に変えることです。

ここでの大切な事は

○「良い油」を摂る1番の目的は

最終的に私たちの体を

糖質をエネルギー源として使う
「シュガーバーニング」の状態から

脂質をエネルギー源として使う
「ファットバーニング」の状態に

作り変えていくことです。

本来私たちの体は「シュガーバーニング」に
適した状態にはつくられていません。

「ファットバーニング」で最高のパフォーマンスを
発揮するようにつくられています。

○私たちの体は自分が1番頻繁に摂取している
資源を燃料に使おうとします。

「シュガーバーニング」から「ファットバーニング」に
切り替える方法をもう一度、確認して置きます。

糖質中心の食生活を、

脂質中心の食生活に

置き換えることでです。

ここが重要です。

食事について・・・その4

理解しやすく例えると
体内には2つのエネルギータンクが有り

一つは糖質の燃料タンクで、肝臓にあり
グルコースに変わるグリコーゲンという
糖質の燃料が蓄えられています。

もう一つは脂肪細胞にある脂質の燃焼タンクで
脂肪細胞は身体中にあります。
特に皮膚の下や内臓に多くみられます。

ここには脂肪酸という脂質の燃料が蓄えられています。
我々はこの脂質のタンクの事を体脂肪と呼んでいます。

肝臓にある糖質の燃料タンクは
すぐに燃料を取り出せますが
2000Kcal位しか蓄えられません。
人間が1日に使う燃料は少なくても
1500ー2000Kcal位です。

つまり糖質のタンクだけでは
あっという間に空になってします量です。

一方脂質の燃料タンクはおよそ
4万Kcalも貯蔵できます。

その容量は糖質の燃料タンクの20倍近くあり
今のような飽食の時代ではなかった昔は
糖質のエネルギータンクに依存する事は
あまりにも危険な事になります。

だから脂質の燃料タンクを中心に生きなければ
生存出来なかったのです。

太古の人間は脂質の燃料を燃やすサイクル
「ファットバーニング」で命を繋いできたのです。

食事について・・・その3

シュガーバーニングとファットバーニングの概念

我々の体内には糖質と脂質の
2種類のエネルギータンクがある

そして脂質のエネルギータンクを
使う事が大切なのです。

「良い油」を摂る1番の目的は
最終的に我々の体を
糖質をエネルギー源として使う
「シュガーバーニング」
(糖質燃焼型)の状態から
脂質をエネルギー源として使う
「ファットバーニング」(脂質燃焼型)の
状態に作り替えていく事です。

何度も言いますが,

本来私達の体は(糖質燃焼型)の
状態に作られてはいないのです。

我々がエネルギー源とすべきは
糖質では無く脂質なのです。

太古の昔より我々は飢えと戦うために
体内に蓄えた脂質をエネルギー源として
生きてきたからです。

我々人類早く400万年の間そうして生きてきました。

穀物を栽培してその糖質からエネルギーを
得るようになったのは僅か1万年前からのことです。

つまり、私達の体は脂質を燃焼してエネルギーに変える
「ファットバーニング」に合わせて作られているのです。

エネルギー代謝を本来の体に合った状態に戻す。

それだけで、仕事のパフォーマンスを最大限に高める
現代人が抱える様々な問題

ガン・糖尿病・うつ病などの病気・肥満といった
症状の改善が目指すゴールです。

現代の私たちが活動する時に
エネルギーの燃料とするものは、

グルコース(ブドウ糖)糖質で、

1万年ほどの間「シュガーバーニング」の
システムで生きてきました。

特に脳はグルコース(ブドウ糖)がエネルギー源で
糖質が欠かせない事が今までの科学の常識なのです。

しかし、私たちにはもう一つのエネルギー源があります。

それが「脂質」です。

もちろん脳は脂質を分解してできる「ケトン体」を使う事ができます。
(脂肪酸を分解してできる物質)

つまり、糖質を摂らなくても
脂質を使ってエネルギーを得ることができるのです。

むしろ体にとってはその方が自然で
効率的である事をまず理解しましょう。

食事について・・・その2

繰り返します
糖質は必要以上に摂らないこと
「良い油」を選び積極的に摂ること。

良い油を取る最大のメリットは、

1、脳の機能が高まる
2、炎症と炎症の慢性化が原因で起こる病気が防げる

体内の細胞は常に入れ替わっており,
細胞は全て良い油を材料にして作られた
健康な細胞に生まれ変わります。

なぜ「良い油」が体にとってメリットをもたらすのか?

それは体内には約60兆個の細胞があり
その細胞膜が油(脂質)で出来ているからです。

この細胞膜が「悪い油」で作られてしまうと
体調も悪くなります。

特に脳は重さの60%が脂肪が占めています。

その脂肪が悪い油を摂った細胞で形成されると
脳細胞同士のコミニケーションがスムーズに行われずに
細胞の機能が十分に発揮されない事になるからです。

一方でなぜ糖質を控え事が重要かと言えば、

糖質が良い脂の働きを邪魔するからです。

驚く事に本来人間の体は、糖質をエネルギー源として
動くように作られてはいないのです。

だから糖質を摂ると私達の体に負担がかかるのです。

私達の体には糖質と脂質の
二つのエネルギータンクが
存在している事をご存知ですか?

ここまでのおさらい

食事で注意する事は

1)糖質を控え健康的な脂質
つまり良い油を摂ることこれだけで
疲れにくく病気を寄せつけず
太らず健康的です若々しく
脳がクリアに機能する
ハイパフォーマンスな人生が手に入る

2)なぜ「良い油」が
体にとってメリットをもたらすのか?

それは人間の体に60兆個もある細胞の
細胞膜がアブラ(脂肪)で出来ているからです。

そしてなぜ糖質を制限するかと言えば
糖質が良い油の働きを邪魔するからです。

食事について・・・その1

健康とダイエットをセットで考えてみると,
最初に思い浮かぶのは食事内容と食事時間
そして運動ではないでしょうか?

まずは思いつくまま食事について考えます。

食事は頭と身体と心の機能の源になります。

食事を注意する事で糖尿病などの疾患や
うつ病などの問題やダイエットなどに
よい影響が期待できます。

その為の第一歩は油を見直す事です。

摂取する油により脳機能や体調への
影響が変わる事を知っていますか?

食事を見直す事で起こる変化は、

・体調が劇的に変わる
・脳機能が高まる
・睡眠の質が高まる
・メンタルが整う

ですが実際実行することはお手間です。

ですが食事の見直しの要点は

糖質を控え、健康的な脂質、良い油を取ることです。

これだけで、疲れにくく,病気を寄せ付けずに、
太らず健康的に若々しく居られ、
脳がクリアに機能しハイパフォーマンスな
人生を過ごせる!と言うのです。

ここでのキーワードは「良い油」です。

出来るだけ加工工程が少なく
自然に近い状態で
古くなって酸化していないもののことです。