「空腹こそ最強のクスリ」の要約から学んだこと・・・その3

《 簡単にできる半日断食のやり方 》

〈結論〉一日16時間以上空腹の時間を作ると最大の効果が得られます。

例えば睡眠時間の前後に時間を振り分けて、
ものを食べない時間の16時間を作りましょう。

毎日が無理なら週に一回週末だけでも始めてみましょう。
それだけでも十分に体のリセット効果を味わえると思います。

最初から16時間の空腹は辛いと思います。
12時間ぐらいからだんだんと時間を延ばして
空腹に慣れていきましょう。

それでもどうしても我慢できない時は、
生野菜・サラダ・ナッツ類・チーズ・ヨーグルトなどで
気を紛らわして、だんだんと慣らしていきましょう。

ご飯や麺類パンなどは控えて体を慣らしていきましょう。
もちろん16時間空けたならばご飯、麺類、パンなども
通常量なら大丈夫ですよ!

《 空腹がなぜこんなに良いのか? 》

1日16時間以上の空腹が体内にオートファジーを作るからです。

オートファジーとは、簡単に言えば、古くなった細胞を内側から
新しく生まれ変わらせる仕組みのことです。

我々の体はやく60兆個の細胞でできており
タンパク質から細胞が作られています。

日々の生活の中で古くなったり壊れたりした細胞の多くは
体外に排出されますが、排出しきれなかったものは体内に溜まっていき
細胞を衰えさせて様々な不調や病気の原因になります。

一方で私たちは普段の食事からタンパク質を吸収しています。

ここで何らかの原因で食事が滞ることが起こると
体は何とか体内の物質でタンパク質を作ろうとします。

そこで、古くなったタンパク質や細胞内で
壊れてしまったタンパク質を集めて
それらを再利用し新しいタンパク質を作るのです。

最後にものを食べてから16時間以上が経過し
空腹の時間を作らない限りオートファジーによって
細胞を生まれ変わらせることはできないのです。

空腹の時間を作ることによって
普段負担の多い内臓を休ませたり
過剰なカロリー・糖質がもたらす害を取り除くことができ
また、空腹の時間を作ればオートファジーが起こり
体内のゴミが新しい細胞に生まれ変わります。

空腹の時間を作ることは
究極のアンチエイジング方法なのです。

また、老化は活性酸素により引き起こされますが
空腹の時間を作ると活性酸素も減るのです。
成長ホルモンの分泌も促されます。

空腹の時間を作るだけで、
美容やアンチエイジングにも効果があるんです。

こんなに効果が期待できて、しかもお金もかからない!
睡眠を含めて連続16時間空腹の時間を作るだけ!

是非今夜からでも初めてみませんか?