会話と質問について・・・その2

ここで重要なことは
会話というのは話している人が
会話をリードしているのではなく
質問している人が会話をリード
しているという認識です。

質問を受ける側は受け身になっていて
質問する側はアクティブなのです。

あなたが相手と友好な関係を築きたい時
なんらかの情報を引き出したい時
そんな時は答える側にならずに
質問する側になることが大切です。

まず普段の会話で「今どんな質問ができるのか?」
考えてみる。
◯オープンクエッション(以前に説明あり)

◯クローズクエッション(以前に説明あり)

◉ 循環クエッションとは

昨夜君が何をしたかを知ったら、奥さんはなんて言うかな?

君がこのビジネスを目指していることを、税理士はどう考えているの?

君が僕の立場だったろ、どうする?

これは人を動かしたり考えさせたりする質問です。

物の見方自体を変えさせたり、
物事に別の角度から光を当てる働きのある質問です。

このタイプの質問の答えは、
自分の信条や限定された思考のフィルターを
通さずに出されることが多い。

故に、考え方を変えさせることができる、
そんな質問になっている。

◯◯の立場になったらなんて言うだろうか?
これだけで魔法の質問になる。

◉ 暗示クエッションとは

状況が早く変わってほしいと君も思っているだろう?

あれは良かったよね?

疲れているでしょ?

このように相手にある情報を暗示するような質問です。

相手にある情報を押し付ける形で質問する方法で、
信頼を築くためにのプラスにはならない質問です。

相手のことを決めつけるような質問は
しないほうがいい。

相手の答えも真実に即していない
可能性が高く信頼性が下がる

◉ 逆クエッションとは

それどう言う意味?

操作って言うけど、
具体的にはどう言うこと?

このように、相手に聞き返すような質問のことです。

確信がない時は、逆クエッションを使うことによって
状況をうまくコントロールする。
時間が稼げるので、例えば次のテーマを
考えたい時などに向いています。

このように会話のレパートリーを増やす会話をする。

質問について常に会話時に考えておく
練習をしておくと良いと思います。

非指示会話摂取法 まとめ

相手との良好な関係を築くために、
相手から効果的な情報を引き出すための
質問のやり方を学ぶ必要がある。

質問にはオープンクエッションと
クローズクエッションの他に
循環クエッション、暗示クエッション、
逆クエッションがある。

普段の会話から今どんな質問ができるだろうか?
を考える事でトレーニングすることができる。

会話と質問について・・・その1

1、非指示会話摂取法

質問のやり方

相手から効果的な情報を引き出すためには
自分が知りたい情報を知るためには
いい関係を築くためには
質問の仕方を知る必要がある。

非指示会話摂取法とはこちらがどのくらい知識を持っているかを
相手に知らせない状態で相手の知識を引き出す方法。

主にオープンクエッションで会話を進める方法

オープンクエッションとは、
それについてどう思う?
そうすることでどんなメリットがあるの?
それ、具体的にどうやったの?

このように、yes/noで答えることができない質問です。

このような質問は相手への興味を表している質問で、
関係を築くのに貢献するとともに
たくさんの情報を得ることができる。

このオープンクエッションを相手の会話の途中に入れることで、
背景や前後関係や動機を知ることができます。

それに対して、クローズクエッションとは
あそこに電話した?
あなたもそれと同じ考えなの?
いつ?
のように、yes/noで答えることができ、
一言で会話を終わらせることもでき、
話をあるポイントに向けて会話を方向づけることもできます。

はっきりした答えを知りたい時にはクローズクエッションをするといいです。
オープンクエッションもクローズクエッションも
どちらがいい!と、いうことはなく
質問には必ずふさわしいタイミングがあります。

それが最も大切です。
それは経験により学んでいきます。

質問によって会話を望む方向へと導くことができ、
相手に対する興味を示すことにもなる。

質問に対する答えにより、
相手の心の内を知ることとともに、
相手の人間性についての認識が得られることもできる。

そのくらい質問は大切なものです。

作業者マインドと思考者マインド・・・その2

○日頃のインプットに自分の意見を添える。

日頃のインプットした情報に自分の意見,
感情などを添えて言語化してアウトプットする。

何故そう思うのか?言えるのか!
と説明できるようになる。

また、他人と同じ情報から意見交換をして
別の考えをインプットしてアウトプットする事で
さらに思考が磨かれて行きます。

このように何事にも自分の意見を添える練習は
頭の中でいつでも出来るので活用してみましょう。

○あらゆる情報に

「So what?」 「だから何?」と
「Why so?」 「それは何故?」を、
考えてみる。

So what?
⬇︎
だからなに?
⬇︎
自分なりの結論

Why so?
⬇︎
それは何故
⬇︎
自分なりの根拠

を、導き出せるから。

これを繰り返せば自分が得た情報を
点から線や面に加工できるようになります。

結果として、自分で考える力が養われ
「思考者マインド」が育ちます。

こういう過程は習慣にする事が大切です。

こういう事で、自分にしか持てない視点、
自分にしか出来ない仕事が増えていきます。

その積み重ねが自分にしか出来ない付加価値を高め、
そして作り出せるようになります。

まとめ
・日常自然に作業者マインドになってしまう
傾向が強くなるため、
意識して取り払う必要がある
・作業者マインドを取り払い、
代わりに思考者マインドを組み入れることで、
付加価値えおを作り上げる事ができる。

思考者マインドを取り入れるポイントは、
日頃のインプットに自分の意見を添えたり、
あらゆる情報に対して
So what と
Why soを
ぶつける事が有効です。

どの仕事も慣れてきた時が要注意です。
作業者マインドや思考停止に陥り易くなっています。

そんな時こそ、思考者マインドを取り入れて、
自分にしか出来ないアウトプットを作り上げましょう。

作業者マインドと思考者マインド・・・その1

今回はマインドセットについて
私の心に感じたことをお伝えします。

何かの作業をする上でマインドセットが
作業者マインドになっていると
色々な弊害が出てきます。

ここでの作業とは、決められた手順、
決められた方法で与えられた課題を
解決するものとします。

あらかじめ、ゴールが決まっていて
そこにいかに正確に、いかに早くたどり着くかが
重要になります。

では、作業者マインドとは?
決められた手順、決められた方法で
与えられた課題を解決するマインドです。

この思考に問題はないのですが
この思考のまま続けていくと、
その人の人材価値がだんだんと
下がっていってしまいます。

作業者マインドの人は、
答えが決まっていない作業に出あった時
決まった手順、決まった方法がないので

作業者マインドで立ち向かってしまうと、
どうしてもプロセスが決まっていないので、

作業手順がわかっていないため
思考停止に陥りやすいです。

誰が行っても同じアウトプットが出る!”

そんな作業では、結果誰がやってもいい!”
あなたでなくてもいい!”という、
結果になってしまいます。

思考者マインドを持つ。
良いものはそのままでいい,
という考えを持った上で,
改善点を常に考える。

前例主義で何も疑いも持たずに、
何も検証せずに、ただただ作業を進める!
という作業者マインドはよくありませんが、

良い前例であれば,継続して続けていくべきです。
必ず奇抜な意見を出す必要はないです。

いろんな前例も良いか?悪いか?を思考者マインドで
判断する癖をつけて考えてみることが大切です。

脳は質問すれば答えてくれる!”に関連して・・・その2

質問は、「あなたはどうしたいか?」
「自分はどうしたいか?」です。

「あなたはどう思うか?」
正しいものに従う!ではなく、
自分の意思を仕事に入れてもいい!
と、思います。

自分が重大な責任を担っている!と認識し
やがて自分が貢献した!と思えるようになる。

責任を持って取り組める
  ↓
仕事の質が上がる

改善ポイントがどんどん見つかる
  ↓
成長速度が飛躍的に上がる
  ↓
やがて、他者に対して有益な発信者になる。

こうあるべき、こうしたほうがいい!”では
会議の意味がなくなる。

ここに、自分はこうしたい!”という
自分の意思が入ると中身に重みが出てくる。
説得力が増し会議に参加の意味が生まれる。

当事者意識を持つことは多くのメリットがある。
これらは意識・マインドセットの違いです。

主体性を持つため、持たせるための魔法の魔法の質問 
まとめ
「あなたはどうしたいか?」という質問をする
自分自身や相手が当事者意識を
持てているかがわかり、促す事ができる

当事者意識を持つことで仕事など、
その事に責任を持つことができる。

最初は大変ですが、やり続ければメリットしかない!”です。

私も毎日のブログは大変ですが
まずは90日毎日更新と決めたので
本やネットで自分の心に響いた内容を
ブログに要約して更新していきます。

まず実行して反省して改良を積み重ねていきます。

脳は質問すれば答えてくれる!”に関連して・・・その1

脳は質問すれば答えてくれる。

今回はそんなお話。私やあなたが
主体性を持つため、持たせるための
魔法の質問についてです。

ビジネスマンにも必須の主体性を持つための質問です。
自分が主体性を持てているかの確認ができる質問。

部下を持っていれば、部下が主体性を持って
仕事できているかの確認ができます。

持てていなければ持たせることもできる質問です。

まず皆さんに質問です。

皆さんは主体性を持って働くことがでいていますか?

主体性を持つ!”と、聞くと何やら漠然とするかもしれません。
別の言い方だと、当事者意識、目の前の仕事に対して、
自分がその仕事の当事者だ!と意識して働いているか?
を計る指標、自分がやる仕事だから、

当事者は当たり前でしょ!”と思うかもしれませんが、
そのような表面的な当事者でなく
本当に自分事として、課題や解決方法、
進め方を考える事が出来ているのか?という事です。

どうするのか?という
与えられた仕事を早く正確にすることではなく
どうしたいのか?

どうすべきだと自分が思うのか?という事です。
与えられた仕事を「自分で進めていく」

作業者マインドは否定されます。

そこには主体性、当事者意識がないからです。

仕事ができたか!できなかったか?
早かったか、遅かったか程度の内容しかないからです。

裁量と責任はセットになっています。
裁量が多ければ責任も大きくなります。
その逆の場合もあります。

脳はどこまでコントロールできる?・・・その3

2)なぜ成功者わ真似ると成功に近づくのか?

実験です。

女子を2グループに分けて数学のテストしてみる。

テストの前に片方のグループには
『女子は数学にがてだよ』と言って
もう片方のグループには何も言いません。

こうやって数学のテストを行うと
(女子は数学のテスト苦手だよ!)と
固定観念を植え付けられたグループは
点数が下がってしまいました。

また、若い人に高齢者に関する固定観念をいくつか聞かせると
歩く速度が遅くなるという実験もあります。

つまり人は、自分の持っている固定観念によって
実際の結果が変わってくる。と、いうことです。

ならば、自分に対してどのように妄想するかによって
成果が変わってくるということになります。

何故ならば、私たちの脳にはミラーニューロンというものがあります。

ミラーニューロンというのは簡単にいうと
自分の思っていることや、
目の前で見たものや聞いたものを
コピーしてしまう神経細胞です。

つまり成功者の考え方や生きかたを目の当たりにすると
それが勝手に脳にコピーされる。

そうすると成功者の自己イメージが
自分の自己イメージに重なって
自然に行動や結果に反映される、

成功者のやっていることや考えていることを
積極的に真似したり吸収したりしていくことは
脳科学的にも意味のあることなのです。

ということは、常日頃から周りにいる人、
行動を共にする人などを
今一度、慎重に考えてみることも大切に思います。

脳はどこまでコントロールできる?・・・その2

2、脳はいとも簡単に騙される

脳がいとも簡単に騙されたり
影響を受けやすいという面白い例を2つあげます。
1)知覚の錯覚
2)成功者を真似ると成功に近づく

1)知覚の錯覚
誰もが自分はちゃんと理解していると思い込んでいる錯覚に
知覚の錯覚があります。

何度もなんども教科書やノートを見直すと見慣れた感じがする
脳がそれを真の理解と取り違えて
自分は理解していると錯覚することです。

このように教科書を百回読んでちゃんと理解したのに
本番のテストで良い点が取れないということが起こります。

だから本当に理解したかどうかを確かめるには
テストをして問題を解くことが効率の良いことです。

教科書を百回読むより問題集を三回解く方が
効率が良いということです。

アウトプットすること
ちゃんと説明できるかをテックすること
それが知覚の錯覚を防ぐ良い方法です。

この知覚の錯覚はなるほど!”と、
本当によくわかりますよね。

口先ばかりでいっこうに成果のでない人は
基本的に知覚の錯覚に陥っている。

できると思い込んでいるが
実際やってみると全くできない。

思い起こせば、私はいつもこんなことの繰り返しでした
反省とそして改心です。
知って、気がついて、改善ですね!

脳はどこまでコントロールできる?・・・その1

今回は中野信子著
脳はどこまでコントロールできるか?
から学んだ事

脳は錯覚により簡単に騙されること。
脳は正確に物事を見ていないこと。
脳をうまくか活用して成果をあげる方法です。

今回学んだこと
1、妄想の達人になれ
2、脳はいとも簡単に騙される

最初は
1、妄想の達人になれ!

妄想は非常に良い!”
成功者は皆、妄想の達人
妄想は偉大な発見の母
偉大なる発明は妄想することから始まる。

しかし、人の脳は元々の能力を抑える方向に成長する。
想像力がないのは、本来の力を皆に合わせるため抑え込むから。

中野先生は妄想の達人になれ!と勧められています。
クリエイティブにも妄想力は必須です。
ビジネスにも妄想力は必須です。

妄想にはお金も場所もいらない。
好きな時に妄想を膨らませることができる。
ありとあらゆる妄想を膨らませて
人々をアッと驚かせる閃きの体質になろう!”

理想の自分を思い描き、理想の自分になりきってみる。

理想の自分に成りきっていると
現実の自分もそれに近づいていく。

自分のなりたい姿や状況になりきり
自信があるように振舞ったり、強がって見せることが
なりたい自分に繋がるきっかけになったりします。

成功者はまず形から自分を変えていくのです。

実祭自身のない時に
強いポーズをとるだけで
リスクを取る行動を促すテストステロンの値が上昇し
ストレスを感じるコルチゾールが激減したという実験があるそうです。

つまり、理想の自分を思い描いて
まるで自分がその理想の自分であるかのように
振る舞うことは科学的に効果のあることがわかっています。

実際にホルモンとか脳の働きが変わってしまうのです。
だから自分はこうなりたいという固定観念を作り上げましょう。

脳は単純で融通の利かない機関ですが上手に使うと
人生を楽しく乗り切っていくために非常に便利な装置に変わります。

自分に理想な肩書きを作ってみましょう
そしてそれに成り切って毎日を過ごしてみるのです。

成功者は皆妄想の達人
偉大な発明は妄想することから生まれる

理想の自分を妄想し
それになりきって行動してみましょう。

錯覚・・・その5

3)行動し、試行錯誤し、修正してを繰り返し,目標達成

あとは行動するだけ!

目的地に向かって歩いていればいい。
途中で工事中や天候が悪くなったりも
するでしょうが、迂回路や傘をさしたりして
試行錯誤して歩き続ければ目的地に着きます。

何かに挑戦するときは、特に最初に
リサーチ・分析を忘れないようにすることが
大切です。

逆に、成功を成し遂げられない人は、
この現状の分析を全くせずに、
先に目標を決めてしまう傾向がありそうです。

先に目標から入ってしまうと、そこに予見がないため
ちょっと障害があるとすぐに諦めてしまうことになります。

強靭な意志は不要で、うまくいくと確信できるまで
まずはリサーチ、分析をすれば良いと言うことです。
前提条件を分析し、肯定的な良い錯覚をし行動する。

3、脳は質問すると答えを出す

脳は問いかけると必ず答えを出してくれます。

何か分からなかったら、ググルように脳に質問をする。

もしあなたが何か目標達成をしたいことがあれば
どうしたらこの目標が達成できる?と質問すればいい。

もし、幸せな人生にしたければ
自分は何に幸せを感じるの?と質問すればいい。

稼ぎを増やしたいならば、月◯万円稼ぐには
どの分野を目指せばいい?と質問すればいい。

ここで気をつけなければならないのは
脳は否定的な質問をしてはいけません。

例えば、何故うまくいかないんだろう?と言う質問ではなく
どうしたらこの目標を達成できるか?と聞きます。

肯定的な質問をしましょう。

あなたの脳を快にするための方法
1、自分の長所を5つ書き出す
  自分の長所を書き出すことで脳は良い状態になります。

  そして人にその長所を褒められたら素直に喜び伸ばしていく。
  地道に長所という肯定的な錯覚を積み重ねて
  人生は必ず開けて行きます。

2、人のいいところを褒める。
  自分の脳にも肯定的な錯覚が刷り込まれます。

3、朝起きたとき感謝して祈る。
  感謝は感情脳を『快』にして、
  全てのパワーが自分を応援してくれているという錯覚
  を起こす基本になります。

脳はその気にさえなれば簡単に変えられるそうですよ!
私もその気になってみます(笑)