腰部椎間板ヘルニアについて

今回は腰部椎間板ヘルニアについて
私が思うことを述べます。

椎間板ヘルニアは簡単にいうと、
腰の骨と骨の間のクッションが潰れて
腰の神経を刺激することで
腰の痛みや、お尻から足先までのシビレがでる病気です。

腰に負担がかかるからその結果、
腰部椎間板ヘルニアになるのです。

また仙骨の歪みが、椎間板ヘルニアの症状を悪化させるのです。

もっと言えば、足からの問題が仙骨に伝わり
腰に影響を与えて、その悪い状態が重なると
椎間板ヘルニアになると考えています。

仙骨は建物でいうなら基礎になります。

その基礎が悪ければその上に立つ柱(背骨)は傾きます。
傾けば倒れないように、またどこかを傾けます。

その傾きの負担を減らすのがクッションである椎間板です。

椎間板は、核を中心に周りが水分に囲まれた
浮き輪のようになっています。

ある程度は傾きに対応できるようになっています。

しかしその浮き輪も毎日毎日一箇所が潰れ続ければどうなるでしょうか?
いつかは壊れて潰れてしまいます。

その状態が椎間板ヘルニアです。

歪んだ柱を治すためには、まず基礎である
仙骨をなんとかしなければいけません。

仙骨(基礎)をしっかり矯正することが大切です。
考え方は全てバランスと循環から作っています。

潰れた椎間板を良い状態に持っていく前に、
足からの力がバランスよく頭まで伝わっていくようにします。

その中心である仙骨、骨盤がバランスよく動かないと
力の分散ができません。

まず全身の循環を良くして、体の循環を整えます。
循環が良くなることで、潰れて硬くなっていた
腰部椎間板にも栄養が行くようになります。

栄養がいけば椎間板も治るわけではありませんが
改善がみられます。

椎間板の負担を減らし、仙骨の歪みを調整していきます。
内部循環と骨盤、背骨のバランスの2軸で体を改善していきます。

以上のような考え方で当院では施術していきます。