首のヘルニアの原因は
他の部位からの負担をかばって
首に負担がかかることで
頚椎ヘルニアになると
私は考えています。
結果を治すのではなく、
首にかかる原因から
アプローチすることが
最も大切で改善への
近道だと考えます。
頚椎ヘルニアの直接の原因は、
首の骨と骨の間にある
椎間板という名の骨を守るための
座布団のようなものが
潰れて神経に触りシビレや
痛みがでる状態です。
頭の重さは体重の6〜7%と言われています。
中には10%くらいある人もいるようです。
50kgの人なら3Kgから5kgの重さになります。
その重みをいつも支えているのが頚椎、
その頚椎に負担をかかるような姿勢でいれば
首の骨の間の座布団が潰れてしまい
頚椎ヘルニアになっても不思議ないと思います。
5kg近い頭が、背骨の上にしっかりと
乗っている状態にできれば、
頚椎の歪みがとれて椎間板にかかる負担が減ります。
それと同時に骨盤の歪みを正していけば
骨盤の上に乗っている背骨の緊張がとれて
椎間板の負担が減ります。
背骨の上からと下から整えていけば
椎間板にかかる負担が減り
椎間板の位置が元に戻れば
神経に触れなくなり
シビレや痛みが軽減します。
頚椎ヘルニアはいかに負担をかけずに
改善させていくかが大切に思います。
私はいつもそんな施術を心がけています。