理解しやすく例えると
体内には2つのエネルギータンクが有り
一つは糖質の燃料タンクで、肝臓にあり
グルコースに変わるグリコーゲンという
糖質の燃料が蓄えられています。
もう一つは脂肪細胞にある脂質の燃焼タンクで
脂肪細胞は身体中にあります。
特に皮膚の下や内臓に多くみられます。
ここには脂肪酸という脂質の燃料が蓄えられています。
我々はこの脂質のタンクの事を体脂肪と呼んでいます。
肝臓にある糖質の燃料タンクは
すぐに燃料を取り出せますが
2000Kcal位しか蓄えられません。
人間が1日に使う燃料は少なくても
1500ー2000Kcal位です。
つまり糖質のタンクだけでは
あっという間に空になってします量です。
一方脂質の燃料タンクはおよそ
4万Kcalも貯蔵できます。
その容量は糖質の燃料タンクの20倍近くあり
今のような飽食の時代ではなかった昔は
糖質のエネルギータンクに依存する事は
あまりにも危険な事になります。
だから脂質の燃料タンクを中心に生きなければ
生存出来なかったのです。
太古の人間は脂質の燃料を燃やすサイクル
「ファットバーニング」で命を繋いできたのです。