色はいろんな感覚や感情と
結びついています。
今回はそんなお話しです。
私たちは色に対して
好き嫌いなどの情緒的な印象や
暖かい,冷たいなどの知覚的な
印象を持っています。
またイメージとして
重く感じる色と
軽く感じる色があります。
それは明度の影響が最も大きいです。
明度が高くなると軽く
明度が低くなると重く見えます。
白色は軽く黒色は重く見えますね!
色相や彩度の違いは
それほど影響を与えていません。
重さの感覚でいえば
シャルパンティエ効果と
言われることがあり
同じ重量の物体でも
その大きさが異なると
体積の大きい方が軽く
体積の小さい方が重く
感じられるという
錯覚の現象です。
子供の頃のなぞなぞで鉄1kgと
羽毛1 kgとどちらが重いか?
なんて言ってたことを思い出します。
また、色が大きさの見え方に
与える影響があります。
色の膨張、収縮感を決めるものとして
一般的には、明度の高い色は膨張し
低い色は収縮して見えると言われています。
無彩色では白が一番膨張して見え、
有彩色では明度の高い黄色が
大きく見えると考えられます。
黒は最も収縮度が高い色になります。
・・・続きは次回に