足底筋膜炎について

一般的に言われている足底筋膜炎の原因は

足の衝撃を和らげるサスペンションの役割をする
足底筋膜が伸び縮みできなくなり、
足に負担がかかることだと言われています。

その状態で長く使うことにより

筋肉につながっているかかと周辺に痛みが出たり
扁平足になって足のアーチが崩れていたり
外反母趾になっていき足底に炎症が起こって
いることもあります。

しかし、本当はそれだけが原因ではないために
足裏だけを施術してもなかなか改善しないのです。

本当は足底筋膜炎の原因は
足底からの問題は3割程度しかないからです。

スポーツなどでの使いすぎや
年齢とともに足のアーチが無くなってくる
(扁平足)にも、由来することは確かなのですが
全くそれらに覚えのない人もいると思います。

多くの方は足裏ではなく、
足首とアキレス腱に問題があるからです。

足首の前後には、神経と血管、腱が通っています。
それらを圧迫することで
腱の動きが悪くなり足首の動きが悪くなります。

足首の柔軟性がしっかりとある状態であれば
足底の筋肉とふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)が
バランス良く動くため、足底への負担は減ります。

ゆえに、まず足首の硬さを改善することこそが
長引く足底筋膜炎を改善するポイントだと思っています。
当院ではこのような考えで症状改善にアプローチしています。

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