肩甲骨周辺の問題がバネ指の原因になる過程
1)家事や労働などで過労がたまり肩甲骨の動きが悪くなる。
2)指の腱や腱鞘の循環不良が起こり腱が腫れる。
3)腱が肥厚すると、腱鞘との間が狭くなり摩擦抵抗が増えて熱を持つ。
4)間の潤滑油(滑液)が少なくなりより摩擦が増えて腱が硬くなる。
5)腫れた腱が硬くなり、腱鞘を通過するときに痛みが出たり、
弾けるようなバネ指の症状が出てくる。
そのためなかなか治らないバネ指は、
肩甲骨周辺の動きの改善が必要になります。
肩甲骨と肋骨は筋肉で支えられて関連しています。
肩甲骨の動きが硬くなれば筋肉のポンプ作用が低下し
循環不良が起こります。
その結果、肩甲骨と肋骨の動きが悪くなると
腕を動かすために上腕の筋肉や前腕の筋肉が必要以上に疲労し
筋肉や腱が張り腱鞘炎や弾発指になります。
腱鞘炎や弾発指も良くするためには
悪いところだけではなく
少なくても肩甲骨周辺からの
調節が必要になります。